Wallarm、高度なボット管理機能でAPIセキュリティーを強化
APIセキュリティーソリューションの大手プロバイダーであるWallarmは、API不正使用防止機能の大幅な強化を発表した。今回のアップデートは、ボットアクティビティーの管理において、ユーザーがより高度な制御と精度を得られるように設計されている。新機能により、ユーザーは特定の種類のボットに異なるアクションと感度レベルを割り当てることができるようになり、従来の画一的なアプローチから脱却した。この柔軟性により、ユーザーはさまざまなボットタイプに対して個別にブロックモードを適用できるため、正当なトラフィックへの影響を最小限に抑えることができる。
Wallarmでは、古い許容度パラメータを新しい感度レベルに置き換えることで、異常検出をより正確に制御できるようになり、ボット活動を管理するためのより繊細で効果的なツールをユーザーに提供。新しい感度レベルは、より応答性と適応性が高くなるように設計されており、ユーザーはアプリケーションの特定のニーズと課題に基づいて設定を微調整できる。
これらの変更に加えて、Wallarmは、ユーザーが動作分析の範囲をより効果的に管理できるようにする新しい機能も導入した。ユーザーは、アプリケーション全体または個々のドメイン内で動作プロファイルを作成するオプションを利用できるようになった。この機能は、1つのアプリケーション内で複数のドメインを操作するユーザーや、事前構成されたアプリケーションを持たないユーザーにとって特に便利だ。Wallarmは、動作分析を特定のドメインまたはアプリケーションに合わせて調整する機能を提供することで、ユーザーがボットのアクティビティーをよりよく理解し、管理できるようにしている。
これらの機能強化は、自動化された脅威の識別を改善し、誤検知のリスクを最小限に抑えるというWallarmの継続的な取り組みの一環だ。改善されたAPI不正防止機能は、Advanced API Securityサブスクリプションの一部として利用できる。Wallarmのボット管理機能と構成オプションの詳細については、Wallarmのドキュメントを参照して欲しい。これらのアップデートは、ユーザーがアプリケーションを効果的に管理および保護するために必要なツールとリソースを提供するというWallarmの使命における大きな前進を表している。
出典:Wallarm